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医院ブログ

手指消毒用アルコール(エタノール)の使い方について。

治療の説明
こんにちは。院長の松本です。
今回は手指消毒用アルコール(エタノール)の使い方について簡単に説明させて頂きます。
インフルエンザや新型コロナウイルスなどの感染症対策として、定着してきました「アルコールでの手指の消毒(洗浄)」。
当院の受付そばにも設置してありますよね?
いつもの手洗い後、落としきれなかったウイルスやバイ菌の除菌・洗浄に効果的に働きます。
しかし、いくらこまめに手指消毒用アルコールを使用しても、適切な量と方法で消毒・除菌・洗浄を行わなければ、感染症対策として不十分な結果となります。
  1. 手指消毒用アルコールを入れた容器から、ゆっくりと3~4ml程度(500円玉程度)をこぼれないように手のひらにとります。
  2. 爪の間も意識して、指先によくすり込みます。
  3. 手のひら全体によくすり込みます。
  4. 指の間にもすり込みます。 シワの間も注意して行います。
  5. 親指にもすり込みます。
  6. 手の甲にもすり込みます。
  7. 手首にも十分すり込みます。
  8. アルコール液が乾燥するまですり込みます。
  9. 手荒れがある・乾燥が気になる場合、ハンドクリームを塗ります。
※工程の途中で乾いたら、適量を追加して行ってください。
※目安の時間は、15~30秒間です。

殺菌(除菌・消毒)に使用されるエタノール(アルコール)の殺菌効果の有効範囲は、下記の通りとされています。

日本薬局方(局方): 76.9~81.4 v/v%
WHO(World Healthcare Organization)ガイドライン: 60~80 v/v%

最新の論文や実験結果からエタノール濃度63v/v%(55w/w%)があれば、さまざまな菌・ウイルスに対しての殺菌効果が期待できるとのことです。
ただし77v/v%(70w/w%)での殺菌力が最も高くなると考えられており85v/v%(80w/w%)以上のアルコール(エタノール)濃度では、逆に殺菌力が低下するといわれておりますのでご注意ください。
因みに北里大学の研究によると濃度50%以上のエタノールに、接触時間1分間で十分な新型コロナウイルス不活性化が可能との事です。

上記の9に記載してあるように最近アルコールによる手指消毒する機会が増えたため手荒れすることが多いと思います。
手荒れが進むと菌が滞在しやすくなるため、ハンドケアも大切だそうです。

皆さん、感染症対策として適切な量と方法で消毒・除菌・洗浄を行うようにしてくださいね。