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医院ブログ

歯科医療用レーザーについて

口腔外科
こんにちは。院長の松本です。

暫くブログ更新滞っちゃいました。

本日はレーザーについて簡単に説明いたします。



歯科医療用レーザーという物は何種類かあるのですが最も使用頻度が高いと言われる炭酸ガスレーザーについてお話し致します。
他のレーザーについてはまた、後日にでも…。

当院にも常備してある炭酸ガスレーザーですがレーザーの性能とか専門的なお話しは脇に置いといて何が便利かっていうと用途が幅広く口腔外科分野に強いってことです。
レーザーの強弱等の設定により、消毒、沈静効果などもありますがやはり腐敗してる組織や治療に邪魔な粘膜の除去に非常に有効です。
従来であれば電気メスといったもので焼き切っていたのですが…。
術後の腫脹疼痛が強くて使いずらかったです…。
それに対し炭酸ガスレーザーで組織除去した場合、格段に腫脹疼痛が少なくさらに消毒効果まで期待できるという優れものです。

また、治療場所(前歯など)によっては一時的に治療に邪魔な粘膜を除去しても外見上暫くしたら粘膜がある程度元通りになってほしい場合などにも有効です。
炭酸ガスレーザーだとある程度、粘膜は元通りになりますが電気メスだとなかなか…。
また、外科処置は出血を伴うことが多いため、出血のため術野が正確に見えずらいというケースが多いのですがレーザーを使った場合、出血が少なく術野が見えやすいという非常に素晴らしい利点があります。
他にも炎症を沈静させる効果もあるので顎関節症や口内炎、知覚過敏にまで効果があり非常に用途が広いレーザーです。
ここまで書くと炭酸ガスレーザーって万能な感じがしますけどやはり欠点もあります。
歯周病や歯の根っこの治療など深い所の治療には向いてないのです。
すなわち比較的表層部の治療に有効なレーザーということです。
歯周病などに効くレーザーについてはいずれブログで今回のように簡単に説明させて頂く予定です。

レーザーについて聞きたいことがあれば気軽にスタッフにお尋ねください。