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歯科医療用レーザーについて(続編)

医院情報
こんにちは。院長の松本です。

早いもので2019年も1月が既に終わろうとしてます。
まだまだ寒いですね。皆さんも風邪をひかないように気をつけてください。

 今回は以前に説明した歯科用レーザーの続編です。


当院では現在2種類の歯科用レーザーを常備しております。
上に写真を記載してますが炭酸ガスレーザー(小豆色)とゲルマニウムレーザー(青色)の2種類です。
以前に炭酸ガスレーザーについて説明してありますので今回はゲルマニウムレーザーについて説明させて頂きます。

 炭酸ガスレーザーについて興味がある方は以前の記事をご覧ください。

ゲルマニウムレーザーについてはレーザーの性能とか専門的な話は脇に置いといて炭酸ガスレーザーと何が違うかっていうと、炭酸ガスレーザーは比較的表層の治療に有効でレーザーで切ったり焼いたりなど口腔外科分野を得意としています。
それに対して今回のゲルマニウムレーザーは比較的深層の治療に有効なレーザーです。
具体的にいうと歯周病の治療や歯の根っこの治療に便利な歯科用レーザーなのです。
上の写真ではわかりにくいですがレーザー光線を照射する装置の先端部分が非常に細長い作りになっており炭酸ガスレーザーでは照射できないような狭くて奥まった箇所にもレーザーを照射することができます。
歯の根っこが膿んじゃったりして腫れたりする場合、歯科では一般的に歯に穴を開けて、そこから針金みたいな器材を使って汚染物質を除去したり消毒剤をつめたりして治療するのですがそれだけではおさまらない場合があります。
その場合、ゲルマニウムレーザーの細長い先端を差し込んで患部に直接レーザーを照射して消毒もしくは汚染組織を除去致します。
歯周病の場合も同じです。
歯周病は歯と歯の周りの粘膜との間にわずかに空いた隙間に歯磨き不足から汚れや歯石が溜まり腫れたり、膿んじゃったりするのですが歯科では一般的には超音波がでる器材などを使って歯石や汚れを除去致します。
しかし、歯周病が進行すると歯と周りの粘膜との間に空いた隙間が深くなり、その奥底に歯石や汚染組織が溜まって器材が届かなくて除去できない場合もございます。
その場合にもゲルマニウムレーザーの細長い先端を差し込んで患部に直接レーザーを照射して消毒もしくは歯石や汚染組織を除去致します。
他にも利点として炭酸ガスレーザーよりも更に疼痛が少ないという点も挙げられます。
ゲルマニウムレーザー導入前と比べ導入後は歯周病や歯の根っこの治療に関して明らかに経過が良いので患者の皆さんのためにも今後、積極的に歯科用レーザーを利用していく予定です。

レーザーについて聞きたいことがあれば気軽にスタッフにお尋ねください。